オプションを売る

先物取引と同様にオプション取引でも売り手側に回ることも可能です。オプションの買い手側は「株価が有利な方向に動いたときに権利を行使できるオプションをプレミアムを支払うことで得る」という立場でした。

対して、オプションの売り手側は反対売買を担うことになるので、「買い手側にとって株価が有利な方向に動いたときに買い手側の利益を肩代わりする代わりに、オプションのプレミアムを受け取る」という立場となります。

コールオプションの売り

コールオプションを売るということは、コールオプションを買ったときの反対の損益となります。

コールオプションを売った場合は、満期の時点で株価が上昇していると差額分の損失が発生します。

逆に満期の時点で株価が下降していると、損失は発生しません。

コールオプションを売ったときの損益の様子をグラフに示すと以下のようになります。

プットオプションの売り

プットオプションを売るということは、プットオプションを買ったときの反対の損益となります。

プットオプションを売った場合は、満期の時点で株価が上昇していると損失は発生しません。

逆に満期の時点で株価が下降していると、差額分の損失が発生します。

プットオプションを売ったときの損益の様子をグラフに示すと以下のようになります。