【STEP5】運用とリバランス

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5-1:一度組んで終わりではない
ポートフォリオを一度組んでも、各銘柄の価格が変動すると、全体の構成比率は日々変わっていきます。たとえばある銘柄の株価が上がると、その銘柄の割合(ウェイト)が大きくなってしまい、当初のバランスが崩れてしまうのです。
こうした偏りを防ぎ、最初に決めたバランスを維持するためには、定期的にリバランスが必要になります。
リバランスとは
ポートフォリオの配分を元の目標値に戻すこと
5-2:定期リバランスと市場環境に応じた再最適化
リバランスの時期は、3ヶ月に1度程度が一般的です。
しかし、相場が大きく動いたときは臨時でリバランスを検討することもあります。最新のデータを加えて「そもそも銘柄選定を変えたほうがいいのか」あるいは「リスク許容度を引き下げるべきか」を考えることも大切です。
5-3:リバランスの心理的ハードル
含み益が出ている銘柄を一部売って、含み損がある銘柄を買い増すような動きは、心理的に抵抗があるかもしれません。
しかし、長期投資の観点では、高くなった銘柄をやや手放し、割安感の出てきた銘柄を増やすことが理にかなう場合があります。リバランスのルールを最初に決めておくと、感情に流されにくくなります。
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【STEP4】ポートフォリオの構築
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【STEP6】ヘッジやテールリスク対策