先物

【STEP6】ヘッジやテールリスク対策

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6-1:現金やゴールドを組み込む意義

たとえ株や債券を分散して持っていても、世界的な金融危機が起こるとほぼすべてのリスク資産が同時に下落する場合があります。そこで、現金やゴールドを一定割合組み入れるという方法が考えられます。

現金はインフレに弱いとはいえ、暴落時のクッションとしては機能します。
ゴールドは「安全資産」と呼ばれ、危機時に買われる傾向があるので、全資産が一斉に下がるリスクを部分的に緩和する手段になります。

6-2:オプションで下落リスクを制限する

オプション取引を使えば、下落が一定水準を超えたら保険が下りるような仕組みを作ることもできます。特にプットオプションを購入しておけば、相場が急落したときの損失を限定できます。

プットオプションとは

株価が下がるときに利益が出る権利のこと

ただし、購入手数料やオプションプレミアム等のコストがかかるため、負担とリスク緩和効果のバランスを検討する必要

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